分かりやすく、使いやすく。

配列の全ての要素を 1 個ずつ処理する方法

スポンサーリンク

Ruby では for または each を使用することで、配列を 1 個ずつ処理することができます。

  1. for の書式
  2. for のサンプルコード
  3. each の書式
  4. each のサンプルコード


値だけではなく、キーの値も一緒に処理したい場合は連想配列からキーと値の両方を取り出して処理する方法を参照してください。

for の書式

ruby(書式)
1
2
3
4
5
6
# 配列から 1 個ずつ値を取り出し、変数にセットしてループする。do は省略可能。
for 変数 in 配列 do
    実行する処理1
    実行する処理2
       :
end 

for のサンプルコード

ruby(実行可能なサンプルコード)
1
2
3
4
5
6
7
# 配列を作成
ary = [10, 15, 20, 25, 30]
 
# 配列内の要素を 1 個ずつ取り出し、 val にセットしてループ。
for val in ary do
    puts "取り出した値→#{val}"
end 

上記の実行結果は次の通りです。

取り出した値→10
取り出した値→15
取り出した値→20
取り出した値→25
取り出した値→30 

each の書式

書式には次の 2 つがありますが、いずれも同じ動作をします。

ruby(書式)
1
2
3
4
5
6
# 配列から 1 個ずつ値を取り出し、変数にセットしてループする
配列.each{ |変数|
    実行する処理1
    実行する処理2
      :
} 
ruby(書式)
1
2
3
4
5
6
# 配列から 1 個ずつ値を取り出し、変数にセットしてループする
配列.each do |変数|
    実行する処理1
    実行する処理2
      :
end 

each のサンプルコード

ruby(実行可能なサンプルコード)
1
2
3
4
5
6
7
# 配列を作成
ary = [10, 15, 20, 25, 30]
 
# 配列内の要素を 1 個ずつ取り出し、 val にセットしてループ。
ary.each{ |val|
    puts "取り出した値→#{val}"
} 

上記の実行結果は次の通りです。

取り出した値→10
取り出した値→15
取り出した値→20
取り出した値→25
取り出した値→30 
スポンサーリンク
スポンサーリンク