バッククオテーション ( ` ) を文字列値に含める方法
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PowerShell でバッククオテーション ( ` ) を文字列値に含めるには、バッククオテーション ( ` ) でエスケープするか、文字列値をシングルクオテーションで囲います。
尚、シングルクオテーション ( ' ) やダブルクオテーション ( " ) を文字列に含める場合は以下のページを参考にしてください。
エスケープする方法(ダブルクオテーションで囲う場合)
ダブルクオテーションで囲んだ文字列値に、バッククオテーションを含めたい場合は、バッククオテーションを 2 個連続で記述します。
PowerShell(実行可能なサンプルコード) | |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 | # ` を 2 個書く。 1 個目でエスケープする。 $str = "``abc``" Write-Host $str # ヒアドキュメントの場合も同じ $str = @" ``tはエスケープしないとタブになります。 "@ Write-Host $str |
シングルクオテーションで囲う方法
PowerShell ではシングルクオテーションで文字列値を囲う場合、文字列に含まれる変数やエスケープシーケンスは展開されないので、特にエスケープは不要です。
PowerShell(実行可能なサンプルコード) | |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 | # シングルクオテーションの場合はエスケープ不要 $str = '`abc`' Write-Host $str # ヒアドキュメントの場合も同じ $str = @' シングルクオテーションの場合、展開されないので `tでも展開不要です。 '@ Write-Host $str |
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