SCHTASKS /Create [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]] [/RU ユーザー名 [/RP パスワード]] /SC スケジュール [/MO 修飾子] [/D 日] [/M 月] [/I アイドル時間] /TN タスク名 /TR 実行タスク [/ST 開始時刻] [/RI 間隔] [ {/ET 終了時刻 | /DU 継続時間} [/K] [/XML xml ファイル] [/V1]] [/SD 開始日] [/ED 終了日] [/IT | /NP] [/Z] [/F] [/HRESULT] [/?] 説明: 管理者がローカルまたはリモートのシステム上にスケジュール タスク を作成します。 パラメーター一覧: /S システム 接続先のリモート システムを指定します。システム パラメーターを省略すると、既定値によりローカル システム になります。 /U ユーザー名 SchTasks.exe が実行されるユーザー コンテキストを 指定します。 /P [パスワード] 与えられたユーザーのコンテキストのパスワードを指定し ます。省略すると入力が促されます。 /RU ユーザー名 タスクの実行に使う実行ユーザー アカウント (ユーザー コンテキスト) を指定します。システム アカウントの有効な値は ""、"NT AUTHORITY\SYSTEM"、 または "SYSTEM" です。 v2 タスクには、"NT AUTHORITY\LOCALSERVICE" と "NT AUTHORITY\NETWORKSERVICE" も 3 つすべての 3 つすべてに対して既知の SID と同じく利用できます。 /RP [パスワード] 実行ユーザーのパスワードを指定します。 パスワードを要求するには、値は "*" または 空である必要があります。システム アカウントではこの パスワードは無視されます。/RU または /XML スイッチの いずれかと組み合わせる必要があります。 /SC スケジュール スケジュールの頻度を指定します。 有効なスケジュールの種類は MINUTE、HOURLY、DAILY、 WEEKLY、MONTHLY、ONCE、ONSTART、ONLOGON、ONIDLE、 ONEVENT です。 /MO 修飾子 スケジュールの種類を詳細に指定して、スケジュールの頻度 に関してより細かな制御を行います。有効な値は、下の "修飾子" の節に記述されています。 /D 日 タスクを実行する曜日を指定します。 有効な 値は、MON、TUE、WED、THU、FRI、SAT および SUN です。 毎月の指定 (MONTHLY) の場合は、日を 1 から 31 の 間で指定します。ワイルドカード "*" を使うとすべての日を 指定できます。 /M 月 月を指定します。既定の日は月の最初の日になります。 有効な値は、JAN、FEB、MAR、APR、MAY、JUN、JUL、 AUG、SEP、OCT、NOV および DEC です。ワイルド カード "*" を使うとすべての月が指定できます。 /I アイドル時間 待機するアイドル時間を指定します。このアイドル時間の 待機後にスケジュールされた ONIDLE のタスクが実行され ます。 有効な範囲は、1 から 999 分です。 /TN タスク名 このスケジュール タスクを\一意に識別するための 文字列をパス名の形式で指定します。 /TR 実行タスク スケジュールされた時刻に実行するプログラムのパスおよび ファイル名を指定します。 例: C:\windows\system32\calc.exe /ST 開始時刻 タスクを実行する開始時刻を指定します。時刻は HH:mm の形式 (24 時間形式) です。たとえば、 午後 2 時 30 分の場合は14:30 と指定します。/ST が指定されていない場合の既定値は現在の時刻です。 このオプションは /SC ONCE と併用する必要があります。 /RI 間隔 繰り返す間隔を分で指定します。これは 次のスケジュールの種類には適用できません: MINUTE、 HOURLY、ONSTART、ONLOGON、ONIDLE、ONEVENT。 有効な範囲: 1 - 599940 分。 /ET または /DU が指定されている場合、既定値は 10 分になります。 /ET 終了時刻 タスクの実行を終了する時刻を指定します。時刻の形式は HH:mm (24 時間形式) です。たとえば、午後 2 時 50 分 の場合は 14:50 と指定します。次のスケジュールの種類には 適用できません: ONSTART、ONLOGON、ONIDLE、ONEVENT。 /DU 継続時間 タスクを実行する継続時間を指定します。時間は HH:mm の形式です。これは /ET と共には適用され ません。また、次のスケジュールの種類には適用されません: ONSTART、ONLOGON、ONIDLE、ONEVENT。 /V1 タスクの場合、/RIが指定されると、既定値は 1 時間になります。 /K 終了時刻または継続時間にタスクを終了します。 これは次のスケジュールの種類には適用されません: ONSTART、 ONLOGON、ONIDLE、ONEVENT。/ET または /DU を 指定する必要があります。 /SD 開始日 タスクを実行する最初の日を指定します。 形式は yyyy/mm/dd です。既定値は現在の日付です。 これは次のスケジュールの種類には適用されません: ONCE、 ONSTART、ONLOGON、ONIDLE、ONEVENT。 /ED 終了日 タスクを実行する最後の日を指定してください。形式は yyyy/mm/dd です。これは次のスケジュールの種類には適用 されません: ONCE、ONSTART、ONLOGON、ONIDLE、ONEVENT。 /EC チャネル名 OnEvent トリガーに対するイベントのチャネルを指定します。 /IT ジョブの実行時に /RU ユーザーが現在ログオンしている 場合にのみ、タスクが対話的に実行されるようにします。 このタスクは、ユーザーがログインしている場合にのみ実行 します。 /NP パスワードは保存されません。タスクは特定のユーザー として非対話的に実行されます。 ローカル リソースしか使用できません。 /Z 最後の実行後で削除するタスクをマークします。 /XML XMLファイル ファイル内で指定されているタスク XML からタスクを作成し ます。 タスク XML に既にプリンシパルが含まれている場合は、 /RU および /RP スイッチ、または /RP 単体と組み合わ せることができます。 /V1 Vista 以前のプラットフォームで表示するタスクを作成 します。/XML との互換性はありません。 /F 指定したタスクが既に存在する場合、タスクを強制的に作 成し、警告を抑制します。 /RL レベル ジョブの実行レベルを設定します。有効な値は LIMITED と HIGHEST です。既定値は LIMITED です。 /DELAY 遅延時間 トリガーの開始後から、タスクが実行するまでの待機 時間を指定します。時間の形式は mmmm:ss です。 このオプションは ONSTART、ONLOGON、ONEVENT の 種類のスケジュールにのみ有効です。 /HRESULT 診断能力を向上させるために、プロセス終了コードは HRESULT 形式になります。 /? このヘルプを表示します。 修飾子: /MO スイッチでスケジュールの各種類に利用できる値: MINUTE: 1 から 1439 (分) HOURLY: 1 から 23 (時) DAILY: 1 から 365 (日) WEEKLY: 1 から 52 (週) ONCE: 修飾子なし ONSTART: 修飾子なし ONLOGON: 修飾子なし ONIDLE: 修飾子なし MONTHLY: 1 から 12 (月) または FIRST、SECOND、THIRD、FOURTH、LAST、LASTDAY ONEVENT: XPath イベントのクエリ文字列。 例: ==> ユーザー "runasuser" の下で 1 時間ごとに notepad.exe を実行する スケジュール タスク "doc" をリモート コンピューター "ABC" に作成します。 SCHTASKS /Create /S ABC /U user /P password /RU runasuser /RP runaspassword /SC HOURLY /TN doc /TR notepad ==> リモート コンピューター "ABC" にスケジュール タスク "accountant" を作成し、開始日と終了日の間、指定された開始時刻から終了時刻の 間で 5 分ごとに calc.exe を実行します。 SCHTASKS /Create /S ABC /U domain\user /P password /SC MINUTE /MO 5 /TN accountant /TR calc.exe /ST 12:00 /ET 14:00 /SD 06/06/2006 /ED 06/06/2006 /RU 実行ユーザー /RP ユーザーパスワード ==> スケジュール タスク "gametime" を作成し、毎月第一日曜日 にフリーセルを実行します。 SCHTASKS /Create /SC MONTHLY /MO first /D SUN /TN gametime /TR c:\windows\system32\freecell ==> リモート コンピューター "ABC" にスケジュール タスク "report" を作成し、毎週 notepad.exe を実行します。 SCHTASKS /Create /S ABC /U user /P password /RU runasuser /RP runaspassword /SC WEEKLY /TN report /TR notepad.exe ==> リモート コンピューター "ABC" スケジュール タスク "logtracker" を作成し、指定の開始時刻から 5 分ごとに notepad.exe を実行します。/RP パスワードの入力を促され ます。 SCHTASKS /Create /S ABC /U domain\user /P password /SC MINUTE /MO 5 /TN logtracker /TR c:\windows\system32\notepad.exe /ST 18:30 /RU runasuser /RP ==> スケジュール タスク "gaming" を作成して freecell.exe を毎日 12:00 に開始し、自動的に 14:00 に終了するようにします。 SCHTASKS /Create /SC DAILY /TN ゲーム /TR c:\freecell /ST 12:00 /ET 14:00 /K ==> スケジュール タスク "EventLog" を作成し、システム チャネルで イベント 101 が発行された場合は常に wevtvwr.msc wo を実行します。 SCHTASKS /Create /TN EventLog /TR wevtvwr.msc /SC ONEVENT /EC System /MO *[System/EventID=101] ==> ファイル パスにスペースを含める場合は、CMD.EXE に対する引用符 1 組と、 合計 2 セット使用します。CDM の外側の引用符には二重引用符を使用する 必要があります。内側の引用符には一重引用符、またはエスケープした 二重引用符を使用できます: SCHTASKS /Create /tr "'c:\program files\internet explorer\iexplorer.exe' \"c:\log data\today.xml\"" ...
定期的に処理を実行するタスクスケジューラを登録する方法
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タスクスケジューラを登録するには SCHTASKS コマンドを実行します。
N分起きに実行するタスクを登録する方法
次の例では、 1 分おきに「c:\temp\test.bat」を実行するようタスクを登録します。タスク名には「TEST_TASK」を指定しています。
DOSコマンド | |
1 2 3 4 5 | REM /TN :タスク名 REM /TR :実行するファイルのパス REM /SC :サイクル(MINUTEを指定すると分) REM /MO :/SC で MINUTE を指定している場合、何分間隔かを指定する。(1 から 1439) SCHTASKS /Create /TN TEST_TASK /TR "c:\temp\test.bat" /SC MINUTE /MO 1 |
N時間ごとに実行するタスクを登録する方法
次の例では、 2019/02/20 の 08:00 から 1 時間おきに「c:\temp\test.bat」を実行するようタスクを登録します。タスク名には「TEST_TASK」を指定しています。
DOSコマンド | |
1 2 3 4 5 6 7 | REM /TN :タスク名 REM /TR :実行するファイルのパス REM /SC :サイクル(HOURLYを指定すると時間) REM /MO :/SC で HOURLY を指定している場合、何時間間隔かを指定する。(1 から 23) REM /SD :開始日(YYYY/MM/DD形式) REM /ST :開始時刻(HH:MM形式) SCHTASKS /Create /TN TEST_TASK /TR "c:\temp\test.bat" /SC HOURLY /MO 1 /SD 2019/02/20 /ST 08:00 |
N日ごとに実行するタスクを登録する方法
次の例では、 2019/02/20 の 08:00 から 1 日おきに「c:\temp\test.bat」を実行するようタスクを登録します。タスク名には「TEST_TASK」を指定しています。
DOSコマンド | |
1 2 3 4 5 6 7 | REM /TN :タスク名 REM /TR :実行するファイルのパス REM /SC :サイクル(DAILYを指定すると日) REM /MO :/SC で DAILY を指定している場合、何日間隔かを指定する。(1 から 365) REM /SD :開始日(YYYY/MM/DD形式) REM /ST :開始時刻(HH:MM形式) SCHTASKS /Create /TN TEST_TASK /TR "c:\temp\test.bat" /SC DAILY /MO 1 /SD 2019/02/20 /ST 08:00 |
その他のパラメータ
以下のコマンドで確認できます。
DOSコマンド | |
1 | SCHTASKS /Create /? |
Windows 10 での実行結果は次の通りです。
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- IF 文で条件分岐する方法
- 文字列を置換する方法
- 日付・時刻を取得する方法
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