Excel のファイルを新規作成する方法
スポンサーリンク
PowerShell で Excel のファイルを新規作成して保存するサンプルコードです。
既にファイルが存在する場合、上書き確認ダイアログを表示する
次のサンプルコードでは、バックグラウンドでエクセルのブックを作成した後、1枚目のシートの A1 セルに文字列を入力して c:\temp\test.xlsx にファイルを保存します。
保存の際にファイルが存在する場合は、上書きして良いか確認のダイアログが表示されます。
PowerShell(実行可能なサンプルコード) | |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 | # ファイル出力先のパス #(Excel2007より古いバージョンの場合、拡張子を xls に変更してください) $path_file_output = 'c:\temp\test.xlsx' # エクセルアプリケーションを起動 $objExcel = New-Object -ComObject Excel.Application # バックグランドで実行($false)表示する場合は($true) $objExcel.Visible = $false # ブックを新規作成して、そのオブジェクトを取得 $objBook = $objExcel.Workbooks.Add() # ブック内の 1 枚目のシートのオブジェクトを取得 $objSheet = $objBook.Worksheets.Item(1) # シートの行 1 、 列 1 のセル(A1)に文字列を入力 $objSheet.Cells.Item(1,1) = "パワーシェルでエクセル!" # ブックを保存 $objBook.SaveAs($path_file_output) # エクセルのアプリケーションを終了する $objExcel.Quit() # エクセルのプロセスを終了しメモリを解放する。 # これをやらないとエクセルのプロセスが残ったままになります。 # (プロセスは Windows タスクマネージャー の「プロセス」タブで確認できます。) $objExcel = $null [GC]::Collect() |
既にファイルが存在する場合、上書きする
SaveAs メソッドには強制的に上書きするための引数は用意されていないので、事前にファイルの存在をチェックし、ファイルがある場合は削除する処理を入れておくことで、上書きと同じ処理を行います。サンプルコードは次の通りです。
PowerShell(実行可能なサンプルコード) | |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 | # ファイル出力先のパス #(Excel2007より古いバージョンの場合、拡張子を xls に変更してください) $path_file_output = 'c:\temp\test.xlsx' # エクセルアプリケーションを起動 $objExcel = New-Object -ComObject Excel.Application # バックグランドで実行($false)表示する場合は($true) $objExcel.Visible = $false # ブックを新規作成して、そのオブジェクトを取得 $objBook = $objExcel.Workbooks.Add() # ブック内の 1 枚目のシートのオブジェクトを取得 $objSheet = $objBook.Worksheets.Item(1) # シートの行 1 、 列 1 のセル(A1)に文字列を入力 $objSheet.Cells.Item(1,1) = "パワーシェルでエクセル!!" # 保存先にファイルが存在する科を確認 if(Test-Path $path_file_output){ # 存在する場合は事前に削除しておく Remove-Item $path_file_output } # ブックを保存 $objBook.SaveAs($path_file_output) # エクセルのアプリケーションを終了する $objExcel.Quit() # エクセルのプロセスを終了しメモリを解放する。 # これをやらないとエクセルのプロセスが残ったままになります。 # (プロセスは Windows タスクマネージャー の「プロセス」タブで確認できます。) $objExcel = $null [GC]::Collect() |
スポンサーリンク
- PowerShell
- セキュア文字列を復号して平文にする
- if で条件分岐する
- バージョンを確認する方法
- ユーザーの入力を受け付けて、入力内容を変数に入れて使用する方法
- yyyymmdd 形式の文字列で現在日付を取得する方法
- 処理を途中で終了する方法
- Excel のファイルを新規作成する方法
- 使用可能なコマンドレット一覧を確認する方法
- 実行ポリシー(ExecutionPolicy)変更時にエラーが出た場合の対応方法
- 実行ポリシー(Execution Policy)を確認・変更する方法
- SQL Server に接続してテーブルの内容を SELECT する方法
- ソースコードの式の途中で改行する方法
- 呼び出し元のバッチに戻り値を返す方法
- v2.0 で使用可能なコマンドレット一覧
- 比較演算子一覧・サンプルコードあり
- 論理演算子一覧・サンプルコードあり
- ループを途中で抜ける方法
- テキストファイルの改行を全て削除する方法
- %{}の意味
- 実行中のスクリプトのファイル名を取得する方法
- 変数に NULL を代入する方法
- 変数の値が NULL かを判定する方法
- クラスを別ファイルに定義して読み込む方法
- FTP でファイルをアップロードする方法
- FTP で指定したディレクトリのファイルの一覧を取得する方法
- 文字列を日時型(DateTime)に変換する方法
- Write-Host 時に改行しない方法・途中で改行する方法
- 年度を取得する方法
- 端数を四捨五入する方法
- 端数を切り捨てる方法
- Excel の RoundDown と同じ方法で端数を切り捨てる方法
- Excel の RoundUp と同じ方法で端数を切り上げる方法
- 実行中に変数の中身を確認する方法
- 2個の日付の差の日数を計算する方法
- コメントの書き方
- 翌月、前月、Nヶ月後、Nヶ月前を取得する方法
- バッチファイル(*.bat)からパワーシェルファイル(*.ps1)を実行する方法
- プログラムを秒・ミリ秒を指定して一時停止する方法
- 一時的に実行ポリシー(Execution Policy)を変更する方法
- ファイル・フォルダ
- 空のファイルやフォルダを新規作成する方法
- ファイルやフォルダが存在するかを確認する方法
- Export-CSV の文字化け対策
- フォルダを削除する方法
- ファイルを削除する方法
- カレントフォルダや一階層上のパスを取得する方法
- ファイルの内容をクリアする方法
- フォルダを中身を含めてコピーする方法
- 親フォルダの絶対パスを取得する方法
- ファイルを移動する方法
- フォルダ内のファイル一覧を取得し、全てのファイルを処理する方法
- ファイルとフォルダのどちらかを判定する方法
- パスの文字列から拡張子やファイル名を取り出す方法
- 配列
- 配列の要素数を確認する方法
- 連想配列(ハッシュ)を使用する
- 連想配列(ハッシュ)のキーの一覧を取得する方法
- 配列内の値を検索する方法
- 配列をソートする(昇順・降順)
- 配列内の重複した値を削除する方法
- 配列の要素の値を連結して一つの文字列にする方法
- 変数が配列かを調べる方法
- 配列に要素を追加する方法
- 空の配列を作成する方法
- for で配列の全ての要素を処理する方法
- foreach で配列の全ての要素を処理する方法
- 空の連想配列(ハッシュ)を作成する方法
- 連想配列(ハッシュ)に指定したキーが含まれるかを確認する方法
- 連想配列(ハッシュ)に指定した値が含まれるかを確認する方法
- foreach で連想配列(ハッシュ)の全ての要素を処理する方法
- 連想配列(ハッシュ)をキーや値で並び替える方法(連想配列のソート)
- 配列に指定した値が含まれるかを確認する方法
- 配列の先頭の要素を削除する方法
- 文字列
- 文字列を検索し最初に一致した場所を取得する方法
- 文字列を検索し最後に一致した場所を取得する方法
- 文字列を区切り文字で分割して配列にする方法
- 文字列の文字数をカウントする方法
- 文字列のバイト数をカウントする方法
- 文字列の中で変数を展開する方法
- 大文字・小文字を区別して文字列の一致を確認する方法
- 英語の大文字・小文字を切り替える方法
- 文字列を置換する方法
- 左側をゼロ埋めして固定長の文字列にする方法
- 文字列が空文字や NULL であるかを判定する方法
- 文字列の右側からN文字取り出す方法
- 文字列の左側からN文字取り出す方法
- 文字列の一部を取り出す方法
- 文字列の両端の全角スペース/半角スペースを削除する
- ヒアドキュメントを使って複数行を 1 つの文字列にする
- 文字列が特定の文字列で始まるかを調べる
- タブや改行を文字列値に含める方法
- バッククオテーション ( ` ) を文字列値に含める方法
- シングルクオテーション ( ' ) を文字列値に含める方法
- ダブルクオテーション ( " ) を文字列値に含める方法